2/18 2年前の自分と、5年前の自分と

午前、打ち合わせがあった。 『千葉くん、映画を作ろう』と、お話をいただいた。俺は、嬉しかった。 そのクライアントさんとは、昨年の3月に起業説明会でお会いした。資料だけ貰って帰るつもりだったが、ふと耳に「映像」と聞こえたので、すぐさま駆けつけて…

2/17 想像力を刺激する面白い人生

ふとスマホをとると、パズドラをやろうとする自分がいる。ので、消した。 今日も今日とて、映画漬けになっていた。 ヒッチコックは常に新しい。 そして、ヒッチコックのモンタージュをまだ僕は深く理解できてない。しかし、あのモンタージュを数学的理解がで…

2/16 なるだけ働かない

働きたくないな、って改めて思った。 それは手間のかかる下請けはなるだけしたくないなということだし、時給の低い仕事はしたくないなということでもある。 焦るとお金に目を奪われ、時給の低い仕事でも請け負ってしまう。だから、心に余裕を持っておいた方…

2/14 場外乱闘

左と右以外にも方向があると思っていた。 ポンジュノ『パラサイト』は、それでいいよと教えてくれた、良い映画。 個人的なことが、独創的なこと。 マーティン・スコセッシの言葉。 久しぶりに、シネコンで映画を日本連続観た良い日だったなぁ。

2/14 濾されている途中

新潟に住んで、6年目。街の人間に苛立ち(ガキだから)、街の景色に苛立ち(ガキだから)、街の食事に喜んでいた(ガキだから)。 でも、美しい人のその美しさを撮れることは当然であり(見たことのない美しさは含まない)、醜さに美を見出すことの方がとて…

2/13 ものがたりは、光

良いと思う小説には、共感や得体のしれない感情を湧き起こす力がある。私はそれを光と呼びたい。 光は、人の印象を変える。 下から光を当てれば、ホラーに見えてしまう。 上からだけ光が当たり、目元が暗くなれば不気味な印象になる。 物語にも、そういう風…

2/12 動画の作り方を伝えたはなし

今日、新潟ベースの動画クリエイター育成講座なるものの講師として招かれた。上手く話せるか不安だったが、結果的に、大成功だったと思う。 参加者は、色々悩みを抱えていて、動画を既に作れる人もいたので、入り口も全く違かった。できれば、明日以降踏み出…

2/11 虚無と濫読

午前3時までスナックで呑んでた。生きることに対する虚無感を肌で感じていたが、こんなものは寝れば治ると思っていた。だけど、次の日の朝には、そうした事実から逃げてはいけないと、思った。 虚無を感じたのは、ポンジュノがアカデミー作品賞を取ったこと…

2/10 スナックにて

人間というものを見つめている。 喜び、過去、悲しみ、未来、すべてを感じている。私の未来も、そうなのだろうか? 明日もまた生きていく。 いきていく…酔っぱらう楽しみを、切なさを味わいながら…。(酔おうが酔わまいが、実質は変わらない)

2/9 大学生活を認められなかった、ある社会人の話- 過去を超えて -

午前中、県立大の学生から就職相談を受ける。 僕なんか言えることなんてないと思い、 相手の話を聞いていた。 その中で、「今のわたしじゃ…」という類の話題が多かった。僕は、自分の人生の経験から、 それは環境に問題があると思ってもいいんだよ、と伝えた…

2/8 マーケットエラーでバグる頭 

小説を30分ほど読んだら、携帯電話が鳴った。 家の近くに止めてある車を見つけ乗り込む。 2/8、肉の日前日、よこけんさんと一緒に五泉に行った。目的は、よこけんさんの知り合いの方、やまちゃんさんにご挨拶すること。道中、仕事の話をしながら戯れる。 や…

2/7 SFと哲学

最近、よく仕事をしていたので今日は午前中働いたのち、一日休みした。 そして昨日買った、『さぁ、気ちがいになりなさい』『地球の長い午後』を読む。あと、『よだかの星』の朗読を聞いた。誰かに何かを伝えるものではなくー仕事のような実践的な行為ではな…

2/6 龍になれ

新潟に、戻っている。 今日は朝から、ジュンク堂や丸善で、アンテナを張りSF小説を探していた。 色々調べてみたが、ネットの情報が自分に合うとも限らないと思うと、無駄な時間ーSF小説は読んだことがなく自分に価値があるか分からないものにお金を払うこと…

2/5 感傷という、生命に附属するアレ

実家に帰って、飯と酒を食べたら、無性に、小中の同級生や後輩を思い出し、一気に懐かしさと申し訳なさで感情が抑えきれなくなった。実はさ、この人生はロクでもねぇんじゃねぇかって、心の奥底から聞こえてくる。新潟にいる自分を思い出せば、お気楽さと技…

2/4 撮りながら考える ー仙台に降り立ったー

じっと、カメラを回していた。ずっとずっと、「その時」が来るのを待っていた。未来は予想しかできなくて分からないけど、勘が、教えてくれる。 20歳を過ぎて訪れた仙台という土地は、倫理観の低さと異なる価値観を混濁して考えてしまう真面目気質な土地だと…

2/3 新津の氷屋から来た電話

本日22:40ころ、新津で氷を作っている杉崎さん(以後、アイスマン)と電話した。アイスマンの説明はいつか深く話すからここでは詳細を省く。 アイスマンとの電話は、2時間近くにおよび、当初の想定を遥か上回った。そもそもきっかけは、ここ1ヶ月の僕のブロ…

2/2 映画の作家性と収益について、ATGと角川

これまで生きてきた経験と、さらっとWikipediaを見で学んだ情報によって思ったことをただ綴るエッセイ。 映画監督の作家性による収益の獲得について、黒澤明監督はできていたと思う。現代、その作家性を全面に売りにして利益を出し続けている作家を、僕は知…

2/1 映像におけるパブリックとパーソナル[迷走録]

じぶんが今後つくりたい映像の方向性は、 パーソナリティを感じるものにあると思う。 企業であれ、個人であれ、外部の視点で切り取り、その人柄を映像から滲み出させることは、映画的な視点であるからやっていきたい。 (若干逸れるけど、映画館は、パーソナ…

1/31 異常に難しい自分らしく生きることと、俺には必要なかった「行動力」

太陽だろうが雨だろうが、私の家にとっては同じ光量である。 生きていると、角が立つ。 人生に乗ることが第一だから、 不必要な角に心を悶着させる時間は全く要らない。 私はこれまで、「行動量」の絶対値を上げることが人生を生き抜く秘訣だと思っていた。…

1/31 可能性と特異点

正直、驚いている。 この一週間で話として、ドキュメンタリー撮影の提案が三本あった。(あくまでもお話) フィリピンでドキュメンタリーの撮影をしてたけど、まさか、同世代がそうしたことに熱烈に興味があるなんて思わなかった。 映像という形に残したい、…

1/31 これから欲しいモノと、新しい体験を売る野呂さん

モノが売れるって何なんだろって思った。 爆買いなんてしないし。 そういえば、僕は友人が紹介してくれたお店だったり友人のお店だったりと、知り合い経由のお店にしか行ってない。あとは怪しそうなお店。 ほとんど、興味。信頼よりも興味。 美味い不味いよ…

1/30 破綻者と発明者

久々に仕事してる。ここ最近、セールスコピーの本を読んだりQVC JAPANを見まくっていたから、字幕スーパーの出し方が面白いほど上達している。 多分、通販番組を本気でやろうとすれば上手くなるのだろうな。 僕は製品が作れないから、製品作りは他の人に頼る…

1/29 カテゴリー外の人と、営業

今日、これまでプライベートでお世話になった方を、改めて社会人としての立場から捉えたく、営業0.5割で話を聞きに行った。 話してものの数分で、生きている世界が違うと思った。その方は、恐らく名士と言われる家系だし、勤めていた場所も誰もが聞いたこと…

1/28 「おれ、劇しかできないんです」

今日、駅前のロイヤルホストでクーネルワークの坂井さんとお話しした。(トンカツ頼んだ) キッカケは、天下の大ブログ「BANKARAは一日にしてならず」の大人気記事「なぜ新潟で映画を撮るのか?」を坂井さんが読んでくれたことによるようだ。 いくつか話はあ…

1/27 りんごの樹

二つ道があったとする。 片方は自分が行きたかった道で、 もう一方にはリンゴの樹が生えている。 お腹が減っている時、人はリンゴの樹が生えている道へと進む。すぐ戻ればいいと思うけど、思った以上に居心地が良い。また、リンゴを使って自転車を借りたりタ…

1/26 不安が面白くなるようにデザインする

結論、不安は越えた方が面白い環境に出会す、面白い自分になれる しかしそんなこといってもまぢ厳しいよね。。。それわかる。。。。 じゃあ°すればいいの⁉️ うちね、それ分かった 「不安を面白がればいいんじゃね?」 天才。。。。。 発想のおにぴ 結局はこ…

1/26 デザイナーと現地人

宮城で開催されているアイヌ展へ行った。 結論から言うと、アイヌ人が作ったアイヌデザインは柳ソウエツの言葉を借りれば「信仰の意味を持たなくして仕事はしない」ということであり、神秘への探究がある。(私はこの神秘を超人的なもの、具体的には時間と考…

1/25 仙台での仕事を、始める

昨日、仙台三高で応援団の団長を務めた矢口さんと電話した。矢口さんは今は、仙台のだし廊というラーメン屋で働いている。彼はそこで、「だし廊を仙台でNo. 1のラーメン屋にする」というミッションを遂げた。俺は、矢口さんに、次の目標を遂げるまでのドキュ…

1/24 好きになる技術は、飾らない生き方

その人は、たったひとつのものが好きだ。 好きになる技術は抜群だ。だから、売る技術を覚えるのも惜しまない。そこには飾りっ気はない。何もかもが楽しそう。

1/23 俺たちにしかない色を作ろう

「色づくり」という言葉に最近は熱狂している。 その話の前に、人間について語る。 最近、「この人と仕事は作れないな…」と思う人物の特徴は、「自分の色を出し過ぎている」ということに尽きると分かった。もっと具体的に言えば、成長意欲が感じられない、と…