1/31 これから欲しいモノと、新しい体験を売る野呂さん
モノが売れるって何なんだろって思った。
爆買いなんてしないし。
そういえば、僕は友人が紹介してくれたお店だったり友人のお店だったりと、知り合い経由のお店にしか行ってない。あとは怪しそうなお店。
ほとんど、興味。信頼よりも興味。
美味い不味いよりも、変な人、面白い人に会えたらそれだけで満足。
これから、物価は高くなって欲しいと思っている。その代わり、僕の必要なものを作って欲しい。それはきっとパーソナライズされたもの。高価なブランド品じゃなくて良い。本当に良いものを。
椅子なら、華美なものではなく、僕をホッとさせてくれるもの。お皿なら、毎日使うのだから、暖かみのあるもの。
肌に合うもの。それが、パーソナライズされたもの。デジタルでも、できると思うんだよなぁ。できて欲しいな。それでもフィルムにしかできないのかな?肌に馴染むものを作りたいな。
精神的な体験を売る時代というのはわかる。
でもね、僕は他の人と同じものというのは、
個性的という意味じゃなくて、
大して興味が湧かない。
日本にある遊園地には、よっぽどのことがない限り行かない。子供が生まれたら、一緒に山へ行きたいな。もしくは、ミーハーだけど、海外の遊園地。
きっと、ウチノ食堂の野呂さんのような人がこれからは多く生まれて、野呂さんみたいな人が必要だと思ったものが作られていくのだろう。それをいいね、という人が物を買うのかな?
もしくは、完全にオリジナル。
でも、完全にオリジナルって、知らない人相手で技術も評判も分からなければ怖いな。
映像だったら、裏側も見せられたらするけどね、きっとそういう問題ではない。
オリジナルって怖い。
作る人も、受け取る人も。
失敗したくない。残念な気持ちになりたくない。だからなんとなく信じさせて欲しい。そういうのってきっと昔から人間は変わってないんだと思う。
なら僕は、目を磨くのか?舌を肥やすのか?
一生でできることは限られている。
ならば、必要なことを求めよう。
そうすれば、自然に意見は湧く。
相手を信じるためにも、
こちらの度量を積み重ねたい。