2/18 2年前の自分と、5年前の自分と

午前、打ち合わせがあった。

 

『千葉くん、映画を作ろう』と、お話をいただいた。俺は、嬉しかった。

 

そのクライアントさんとは、昨年の3月に起業説明会でお会いした。資料だけ貰って帰るつもりだったが、ふと耳に「映像」と聞こえたので、すぐさま駆けつけて自己紹介した。慌て気味で拙い説明だったが、興奮気味になっていて、そんなもの気にしていなかった。

 

返事は、半年後にあった。

 

それから、お会いするたびといっていいほど、

新しい仕事を提案してくださる。そういう方と今は巡り合っている。

 

 

 

会議後の帰り道、

何も知らずとも独立しようと奮い立ち、

才能という言葉に殺されかけていた日々の自分を、励ましていた。

 

 

午後。

 

アルフレッド・ヒッチコックの映画を鑑賞し、ただ悶絶する。あらゆる現代映画はヒッチコックから影響を受けているのでは?と思ってしまう。人を選ばない簡潔さを感じてしまうし、時代への適応力にも驚く。

 

久々に感じてしまった、

『俺はこんなに面白い映画を観たことがなかったのか』という感覚。

 

別にそれまでは大して気にかけていなかった人を、ある日突然好きになる。

 

たしか、俺の人生はそんなもんだった気がする。

 

 

だからまぁ、自分の好きなものに執着すりゃいいんだ。そんな、単純明快な一日。