10/10 発見と撮影
積み重なる仕事量に比例するかのように依頼主の要望も増していき、おかげさまで良い映像を仕上げられている。そんな中、自分の映画の撮影も目前に控えてきた。
現場で、描くしかない。撮らされてもいい。
とにかく描き続けるしかない。
より良い絵を撮るために、
いかに発見に身を費やすかだ。
アテもなにもない。
ただし、 発見だけがセンスを高めてくれると知っている。
自分の映画の場合は、撮りたい絵はあるが細部が全く決まっていない。想像力があまりにもカスなのかもしれないし、「細部に神は宿る」という点に真っ向から立ち塞がっているが、どうにもこうにも現場でどう絵を作れるか、ということにしか興味が持てない。経験値のなさ故の結論かもしれないが、だとしたら開き直っていくしかない