6/18 地震が起きた、その後の僕

09:00 起床

10:00 仕事開始

13:30 映像ではなくメニューのチラシを請け負った 

はじめての仕事だったので不慣れではあったがうまく進められたのは自分の中で好印象

難しいなというより楽しいなという印象だった

今度からはお店のメニューにも目がいくことになりそうだ

 

15:00 映画『さよなら歌舞伎町』をみた

 

19:00 別件のメニュー表の打ち合わせ

店舗を開くときは人は忙しくなることを知り、ビジネスの機会は街中に転がっているんだなと認識

 

20:30 ベトナム料理のお店に行き、ビールと美味い飯を食う

 

22:22 地震にあう

揺れの際、身体の髄まで響きわたり、昔の記憶が蘇った 

何故だろう 

何故だろう

 

街の人もせわしなかった

 

22:40 カラスがガラス張りの店に向かって騒いでた

なぜだろうとじっと観察していたところ、仮説が思いつく

カラスは、ガラスに映る自分に向かって騒いでいるのではなかろうか?

 

23:00 楳図かずお漂流教室』第3巻を読む

心が落ち着かない

 

24:30 「ウインドアイ」『獣の南』を読む

 

24:45 最近本音で話し合うことがない

本音ってなんだろう

スッキリした感じがするのかな

記憶の中にある本音はねぎ玉牛丼の味だ

けっこうガツガツしてる

まぁ、上流階級の人間じゃないしな

 

この二日間、心の故郷について考えていた

故郷は、懐かしく、甘えたく、虚しさがある

僕にとって、「甘えたい」という要素が大半を占めているのではなかろうか

だから、故郷には帰りたくない

故郷に帰っても仕事がないから

本当に欲しいものは手に入らないから

 

今日も前進しました

道は見えず開かれてもいなく、暗黒荒野を歩いているのか這いつくばっているのか分からないけど前進したのは間違いない

 

格好良くはないだろう、絵にはならないだろう

物語にもならないだろう

時間が加速することもないだろう

 

いつ心臓が止まってもおかしくないなと思いながらもその必然を伸ばし拒み続ける理由は反抗にしかない

悲しいのか、嬉しいのか、この反抗だけがいつ死んでも構わない俺を長生きさせるたった一つの理由だ

 

神様がいれば殴ることもできたけどいないわけで殴る相手もいない現代、現実、現状

 

井の中では役に立った才能も使い果たし

大海の鮫を喰らうための準備となる

結論づいたところで寝る

 

24:50 「ウインドアイ」『獣の南』朗読