6/13 見たくもないアイツが現れた
08:00 起床
月刊シナリオ、年鑑代表シナリオ、存在論を調べる
08:40 「ウインドアイ」の『モルダン事件』を読む
最後の台詞が不可解であること、主人公の職業がさっぱり分からないこと、最初に主人公が拷問した人間に何の意味があったのか、それ以降の行動に何の意味があったのか
それがぼんやりとした疑問
唯一分かったのは、彼が元々王侯貴族のような立場の人間であり、愛していた人を奪われたため殺意に駆られている、という事実のみ
ブログを読んでくれている人には何のことがさっぱりだろうが当の本人もさっぱりなのでそれは仕方ないと受け止めていただきたい
09:10 朝食
09:50 脚本
書いていて思う
確かに、主人公がアクションを起こさないと作品の魅力が損なわれることは多いようだ
こうしてみると、対人関係において、あまり能動的ではないというか、「人の話を引き出す」ことに積極的に向き合っていなかったのではないかと気づく
生き方を変えよう
さて、脚本の話ではあるがどんどん面白くなっていっているという確信のもとで進められている
そのための課題も浮き上がり、まだまだ甘い点も逃げたくなる点も山ほど多いが、踏ん張りどころがここであろう
勤しむ
11:40 クレジットカードを見る
出張は意識しない支払いが多く、昼ご飯や夕飯、または水筒など持参すれば大幅な削減ができそうだ
ひとまず、無駄はもっと削ぎ落とせそうだ
11:50 仕事
15:00 仕事終わり
16:00 エーリックフロム『自由からの逃走』
自由について心理学の視点から考察された著者
1941年の第二次世界大戦時、ファシズムと自由のイデオロギー戦争の時に書かれた作品だ
正直内容が重すぎて頭に入らない
17:00 鳩山郁子『カストラチュラ』
知亜希さんに紹介された作品で、ガロ系でもある
纏足、去勢など特殊な慣習に基づいた作品で、
漫画なんだけど文章が常に美しい
この人のセンスは飛んでる
18:00 ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』
大局的な視点で物事を見るには自分の思考を拡張するのではなく、全く別の思考回路を用意すればいいことにきづく
俺にとってそれはデータと情報の理解だ
この著者に書かれている事実よりも彼自身の哲学の方に関心がいく
18:30 夕飯
19:00 技術と哲学の関係性について考察する
脚本術もカメラワークも、画面の裏側にある製作者たちの心に触れたい
そう考えると、私は、思想・哲学の師を求めているのだなと
19:30 『羊たちの沈黙』を鑑賞
これはシドがおススメしてたし、有名作でもあるから見なければと思っていたが、もはやプロットポイントとか脚本術のことは意識せず見入ってしまった
脚本は日本語のものを買って読んでいくのがいい
そっちの方が脚本術に集中できる
映画を見るなら、どのように語っているのか、なぜそのように語るのかを考える方がいいだろう
22:30 「ウインドアイ」の『ダップルグリム』を音読する
やたらと12,13,14という数字が出ていたのは何故だろう?想起するのはゴルゴンの丘である
ここまで読んで感じたのは、本作は劇中劇の体裁をやたらととっていることで、大半が「信頼できない語り手」である
今日読んだ作品は、あまりそうした要素がなさそうだが、冷静でいて同時に狂気的でもある
一体ダップルグリムとはなんなのか?
殺意を宿らし、人を服従させ王たらしめる「馬」とはなんのことか?
ふと頭に思い浮かんだのは、何故かはかわらかないが、SNSである
そこから連想していけば、アプリ、OS、仕組み…
中央集権的で、どこにでも生息し、息を潜めているものたちが思いつく
一体、なんなのだろうか
23:00『ホモ・デウス』『カストラチュラ』を読む
24:00 アイツが部屋に突然現れた
出てはいけないアイツが
あまりにもおぞましいため名前は言いたくないがアイツだ
身の毛もよだつアイツが出てきた
俺は怖くて全然対応できなかったよ
最後の最後でこれか