6/19 こころのふるさと

10:00 起床 遅くてびびった

雨が降り止まない1日になりそうだ

10:30 早急にしなければならない仕事を始める

13:30 仕事終了

14:30 「ウインドアイ」『不在の目』を読む

 

15:00 考え事

観る映画について、脚本のために観る映画、新作の映画、気になる映画(監督)という風に分けた方がいいことに気づいた

①脚本のために観る映画は、脚本の優秀さが賞賛されていたり日本に出回っている脚本を読んだりするためにも必要だ

②新作の映画は、時代を知るためだ

あまり深い理由は感じないが、まず続けてみよう

個人的には『バイス』など社会派の作品や同世代の監督は見ていいのかなと思う

③気になる映画は、グザヴィエ・ドラン監督や実相寺昭雄小津安二郎などを指す

 

番号をつけて考えたが、①は優先的に見ておいた方がいいのだろう

②は頻度がそもそも高くはないので、気楽さが増す

③は数が圧倒的に多く、一日一本見なければ到底追いつかない

 

①と③のバランスを保てるよう、生活を改善していくことを求む

 

15:20 新聞記者の友人に取材

その生態が、とても刺激的で楽しい!

映画を作る魅力がまたもや増してしまった…。

 

17:00 仕事を再開

17:30 知人から電話で仕事の依頼

嬉しいです、やりがいある

 

18:30 知亜希さんと打ち合わせ

話していると、感受性が開かれ、昔のことを思い出した

昔自分の苦しかった時期が、今ではもう心の故郷になっているのだと知った

故郷であるのならば、私は決して帰れない

帰るのは大人の仕事ではないのだから

 

自分は、既に生と死の臨界点に横たわっていて、寝返りをうてば簡単に死んでしまう

生と死はコインの裏表の関係であり、際立った生はそれだけ死を際立たせる

今は、そういう地点にいるらしい

なにかを学びなにかを知りなにかに向かって生きてきた

その人間の努力を虚無に思わす生そのものの巨大さと、その努力に華を添える死の美しさ

感じ入るのが、人間の心の豊かさである

決して本気にしてはいけない…

 

 

多種多様の欲望の多くが自制心のきかない甘えと幻想に惑わされた消費だ

いくら美味しそうに見えても身体に悪いものは悪い

誠実さの欠けたサービスに金を払うのも馬鹿馬鹿しい

 

そうしたことを、学びました

 

24:00 故郷から逃げるよう、肉と油揚げを喰らう

30歳になっても20代の夢を覚えているだろうか

それとも新しい人生を見つけているだろうか

 

幻影でなく希望を、理想を、夢を

不誠実な過去を抱えても決して忘れたくない