7/4 美と生命

人は言葉で物を考えるから、使う語句の一つ一つにその人なりの美が存在する。美のない言葉を放つ人間の目は見栄が宿るし、ただ難解なだけの文章は自己愛にしか過ぎない。

 

美は、難解を生む。よって理解される機会は減る。当然だ。美はサービスではない。

 

また、美は、他人から忌み嫌われる。嫉妬、憎悪など、負の感情を生み出す。

 

俺が欲しいのは単独者としての栄光と名誉だ。それは自覚でしか手に入らない。自力で手に入らないものがあるとすれば異なる単独者の存在にある。