6/30 うまくいくときと、いかないとき。そして内向
世の中は狂っているので、
業務が合理的な展開にならないことはよくある。しかしその中で結果を出すため-惨めな思いをしないため-にはいかにすればいいか?
結論から言えば
外的要因と内的要因に分かれ、
外的要因を食い尽くしていけばいいのだなと理解した。
なお、
「うまくいく」とは、「自分も相手も満足」が条件で逆は一方のみであるとき。
【うまくいくときの要因】
①その会社の情報が極端に不足しているにも関わらずシナリオ・絵コンテを書く場合
・たった一点でも他社と異なる点を見つけその一点をテーマに深掘りする
・その後はペルソナを想定し好きなものを作る
・そして好きなものに合わせて映像的な繋がりを意識したデモ動画を作る(絵コンテではない)
・それに合わせて音楽も製作する
しかし上記のようなものは「絵空事」でしかないので現場では直感で動く、他の人の思いつきも現場でふんだんに取り入れることで、喜んでもらえる動画が作れる
(元請け様からも評判良く、私が作った動画で新規も獲得できたとのこと)
事前に情報があるかどうかと面白いものが作れるかは実は「別物」
むしろ調査しなかった分先入観なく、
かつ相手の時間も奪わなかったことを考えるとこれで良かった。
②依頼者が「高度な意味」で伝えたいことがあるのに相手に予算が不足している時
・予算が少ないのは悪ではない
・30分でどれだけベストを出せるかなど困難をゲーム化する
・好き勝手やる
・新しいことをしてみる
→普段から情報収集など自分に新規性を取り入れておけはいくらでもストックは溜まる
この仕事は「高度な意味」で伝えたいことがある場合というのが注目点。つまり既に脚本となる素材が、プロットの原型のようなものはあるということ。(本や資料など編集がなされているもの。打ち合わせや思いつきは使えない)
ド下手な映像は、カメラボタンを回すことと映像を作ることを同義にしている。
(こういうのは大概トレンドしかやらない)
良い映像には会話がなくてもシナリオがある。
つまりこの場合は素材が素晴らしいのだから、あとは自分のセンス次第でどこでも作れる。
結果的に、相当な反応を得られた。
まとめ:
温室よりも環境が厳しい方が得られるものは大きい。
【うまくいかないときの要因】
ーまだ能力や経験でカバーできる部分ー
・何故作るのかを全く理解できないとき
→使用意図は存在しないことが多い
・アイディアが無意味に奇抜なとき
→これは作ると相手は喜ぶが自分は喜ばない。
これはそもそも自分の脳味噌の使い方として不都合なことが多い。
ただまぁ、いなせる部分なので
ここで不平を言うのはクリエイターではない。
ーカバー不可能(紛れもない外的要因)ー
・長すぎる縦割り
→最後の部分でひっくり返り、動画がぐちゃぐちゃになることが多い。良いものを作るよりそつなくこなそうとする人たちが多いとこうなるのかも。
・意識がお空にある
→都内大手広告代理店が作ったものしか見てこなく、そういったものができないと満足できない層は一定数いる。有名な人が出ているかどうか、ブランド的な価値があるものを基準に考えているので、数万円で外注するものの億規模の結果を求める時がある。
地雷ワード:
「映画っぽい感じ」「あの有名なCM」
上記は企画を練っていないことが問題である。
企画を練るとは思いつきを話すのではなく、何かしらの媒体に多くの人が共有できるものとして編集するまでが、企画を練るという。
企画は誰かが担うものであるが、
何故か一番下の立場の人が実質的に担うことがある。まぁ、それが分かればむしろ結果を出しやすくなるのだけどね。
まぁここまでだらだらかいてたけど、
要は「自分のテンポとリズムを維持するためいかに外的要因を排除するか?」なんだろうなと思いました。
だからまぁ、外的要因もいつか飲み干せるといいな。
以上。