11/18 旧世代的な仕事観と、移ろう営みの喜び

生活を投げ捨ててでも仕事に身を費やすことを美徳だと捉えていた。一言で言うがそんなことはなかった。それは、できなかったことに対する言い訳作りだった。守りたいものを守り、その中で結果を出す方が幸せなのだ。生活を犠牲にし仕事も失敗したとなったとき、何が支えとなるのか。他人か。

 

男は気持ちの生き物だから、現実は思うことで変わらず行動することで変わり、常に今の自分がベストであり普通であることを忘れずに生きたい。

 

人間の生活は衣食住から始まり、また、

衣食住へと戻っていくのだろう。

 

極端なミニマリストもいいかもしれないが、

私は女性のように変化する自然を楽しみ、

色彩に心を躍らせ文様に不思議な魅力を感じていたい。

 

ジョブスの言うように、シンプルは素晴らしい。ただしカリフォルニアのシンプルと、日本のシンプルは違う。

今入力してあるiPhone6sの画面の上の余白も、

日本人が好きな白ではない。

 

日本人が好きな白は、外は艶を感じさせ、奥深くから影を感じさせるものだ。

それは、生活から生まれた美意識である。