10/6 地方の未来と、快楽

仙台に生まれ、新潟に暮らし、東京で仕事をして、海外に行ってみると自ずと見えてくる流れがある。その流れは西から東へと向かい、関東で止まる。

 

今日、バンクーバーでは盛んに映画が撮られているらしい。1日に3本も撮られているそうだ。経済面だけでなく、人的交流も多いだろう。

 

人が集まるところには、価値が生まれると思う。ただしそれを一つの尺度で測ってしまえば地方が都市に勝てる見込みはない。隣国は、人件費の安さと企業誘致を上手にこなし、今、世界第一位の国と渡り合っている。まずは、自分たちの立ち位置を知ることだ。経済規模では東京を追い越す気持ちは良しとするが、見込みが立たないことには行動が始まらない。

 

自分たちの立ち位置とは、「自分たちとは何者か?」という質問に変えられる。それを教えてくれるのは外の世界の人間だけだ。日本をよく知る人、日本が好きな人、関西や東京が好きな人に、地方を好きになってもらえたら嬉しい。

だから、自分たちについて発信することで、海外の人と接することができればいい。もしかしたら意外な場所の人たちが私たちに興味を示してくれるかもしれない。

 

また、自分の生活を作ることも重要だ。人それぞれに適当な生活がある。実現のためにも楽をするためにも、商売を学ぶ。また、世界の動きを知るためにも経済学も知っていて損はない。

 

そして、次に自分の生活と同じくらい大事な、自分たちの生活を作れれば、より一層一人ひとりの人生は楽しくなりやすいのだと思う。

人が集まる場所、飲める場所、相談できる場所、安らげる場所を整備できるのは、人間だけだ。

 

今は、私たちの生活を作りたいと思う。毎日、変化や刺激をもたらしたいし、冗談叩いて笑っていたい。

 

繋がりがもたらす幸福に快楽を求めたい。