7/30 画面の中の恋人と裏切られる日々

リチャードリンクライダー監督の『ビフォア・サンセット』を観た。

 

この監督は、俺の氷った心を溶かしロマンス映画への情熱を再び蘇えらせてくれた。

 

思えば恋愛にまつわるフィクションほど男を裏切るものも早々ないとおもう。

 

あだち充に裏切られ、高橋留美子に裏切られ、押井守に裏切られ、『いちご100%』に裏切られ、『君のある街』に裏切られ、ギャルゲーに裏切られ、AVに裏切られるなど、人生は裏切りの連続だ。

 

傷つきたくなかっただけだと思う。

 

恋愛を描いている作品への嫌悪感は著しく、その都度何か探していたが、やはりロマンスほど信じるに相応しく人生を輝かせるものもないのではないか。

 

いや、そうなんだよね。本当その通り。

 

厨二病だったんだよな、って思う。

 

飛躍させて終わるけど、俺は新海誠を信じて生きることにした。

 

恋愛って切実なんだ、万事うまくいくわけあるかってんだ。