12/16 閉ざす喜び

本来の自分が喜ばしめない方法ー自己否定ーは、創作において素晴らしく刺激的であることが今日判明した。それは嫌悪されるものであり、回避したいものであるが、実は自己否定がもたらす作用は映画的、いや、主観的に好まれる題材に溢れている。

 

経験的に鬱に持ち込まれる自己否定とは、否定の中でも蔑みのニュアンスを多々含んでおり、目的が傷つける行為なのだから、それは控えた方がいいのだ。

 

自己否定には、自分を輝かせるものもあるらしいが、それは逆境や障害という言葉には決して言い換えられない。なぜなら、乗り越える類のもではなく、空想と同義であるからだ。

 

今の状態で私は身を閉ざしたい。

そのまま包まれたままでいい。

情報の海で溺れているより、

浜辺で寝る方がずっと快適だからだ。